舞台全体の構成を創る人が演出家です。
芸術面では絶対的な権力をもっています。
そのため裏方は演出家の要求に絶え間ない努力をして
出来る限りの答えを出していかなければなりません。
全員が一つの作品に取り組んで行き
その結果、素晴らしい効果を生み出すことも有ります。
時には無茶苦茶な要求で実現不可能な時も有りますが
そんな時きこそ、それぞれの感性や経験を生かし一つの目標に向かって
全員が団結する努力が必要です。
もちろん全ての要求が正解では無い事が多々あります、
本当に良いか悪いかは公演が終わらないとわかりません。
要求に応えるという行為は裏方にとっても賭けでもあります。
しかし可能性を信じ要求に応えていけば
必ず自分にとって得られるものが有ります。
あきらめず、努力する事が基本です。
〜 1人では出来ない舞台
〜
1つの舞台を創り 観客に見せるまでには、
作者 制作 演出 役者 道具 照明 音響 衣装 など
…
様々な人の想像力を合わせ、1つ1つ準備をしていき
当日、観客という想像力が加わって初めて出来上がるものです。
舞台はたくさんの想像力が一緒になった芸術です。
最高の舞台を作り上げるには 色々な物を見て、色々な物に触れて、
「想像力」や「判断力」
を磨けば必ず将来役に立つと思います。